境界について考えることで建築の可能性を拡げられないか、そんな想いから展示会場を「境界」をテーマとして構成した。この会場ではうっすらと向こう側の透ける寒冷紗でそれぞれのゾーンを緩やかに仕切っている。そしてこのうっすらと透けた仕切りが幾重にも重なることで、いくつものレイヤーが重なった不思議な奥行の感覚が生まれるのではないかと考えた。そしてその中に、私達UH×の建築や空間との格闘の痕跡である作品を展示した。
場所:おおぶ文化交流の社 allobu ギャラリー
用途:展示会
面積:88㎡
骨組:木丸棒
仕切:寒冷紗
写真:植村 崇史